Art Courseには、2つのクラスがあります。
CREATE / 作品制作クラス
ひとつのシリーズをつくり、展示する。
Abox展での発表を目標に、1年間かけてひとつの作品シリーズを育てます。Coreから作品を組み立て、試作・撮影・編集・展示を繰り返しながら、作品を完成させます。
1年間で、1つのシリーズを完成させる。
ARTIST / 作家養成クラス
作品を持って、Aboxの外へ出る。
すでに制作した作品を持ち、個展、外部展示、公募、Portfolio Reviewなど、Aboxの外で作家活動を実践します。
作品をつくるだけでなく、第三者へどう届けるかまで考えます。
Aboxの外で、作家活動を実践する。
作家養成クラスは、作品制作クラスの「上級クラス」ではありません。今、自分が何に取り組むのかによって選ぶ、目的の異なる2つのクラスです。
CREATE / 作品制作クラス
1年間で、ひとつのシリーズを完成させる。
作品制作は、撮影だけでは終わりません。
問いを見つけ、Ruleをつくり、試し、撮影し、編集し、展示する。
そして展示後の経験を、次の制作へ返していき ます。
4つのBlockに分けて作品の製作をするSkillをつけていきます。
BLOCK 1|振り返りと構想
01|Post-mortem
前回の制作・展示を振り返り、何を残し、何を変えるのかを整理します。
02|Coreを再発見する
Personal Reason / Theme / Motifを見直し、次の作品のCoreを探ります。
03|RuleとStyleの仮説
CoreをどのようなRuleで作品にするのかを考え、そこから生まれるStyleを検討します。
BLOCK 2|構造と試作
04|Protocol
作品の構造を読み解き、一枚の写真をシリーズへ発展させるためのProtocolを考えます。
05|Process
撮影方法、Technique、Skill、Tool、Materialなど、作品を実現するためのProcessを設計します。
06|Prototype
実際に試作し、設定したRuleが意図したStyleにつながっているかを検証します。
BLOCK 3|制作と統合
07|中間レビュー
制作途中の作品を並べ、Coreからずれていないかを確認します。
08|シリーズを育てる
撮影、選択、作品同士の関係づけを繰り返し、シリーズとしての強度を高めます。
09|作品を物質化する
編集、プリント、サイズ、素材などを検討し、写真を展示する作品へ変えていきます。
BLOCK 4|展示と次への接続
10|展示をStyleとして設計する
作品だけでなく、展示空間全体を鑑賞者が経験するStyleとして設計します。
11|展示直前レビュー
作品、順序、サイズ、展示方法、言葉を最終確認します。
12|Exhibition & Post-mortem
Abox展で作品を発表し、展示で何が起きたのかを振り返り、次の制作へつなげます。
ARTIST / 作家養成クラス
Aboxの外へ、作品を持って出る。
作品をつくるだけでなく、作家活動を自分で動かす。
作家養成クラスは、すでに制作してきた作品を持ち、Aboxの外で作家活動を実践していくクラスです。
公募、Portfolio Review、個展、外部展示、Galleryへの提案など、実際の社会との接点をつくりながら、自分に必要な能力や次の行動を見つけていきます。
目指すのは、採択や受賞そのものではありません。
自分の問いを作品として社会に提示し、必要な能力と機会を自ら選びながら、作家活動を継続的に動かし続けられるようになること。
作家活動を、4つの視点から考える
このクラスでは、作家としての成長を次の4つの視点で考えます。
Capability
作品制作や作家活動に必要な能力を身につける。
↓
Creation
自分の問いを、作品・Portfolio・言葉として形にする。
↓
Experience
公募、Review、展示、Galleryなど、実際の外部機会に作品を出す。
↓
Impact
作品によって、鑑賞者や社会に何が起きたのかを観察する。
この流れは、一方向ではありません。
Capability → Creation → Experience → Impact → Post-mortem → 次のCapability
という循環を繰り返しながら、作家活動そのものを成長させていきます。
年間シラバス
01|作家としての現在地を診断する
これまでの制作、展示、公募、発信、対話などを振り返ります。
作品単位ではなく、作家活動全体をPost-mortemし、Capability / Creation / Experience / Impactの4軸から現在地を確認します。
成果物:Artist Current Map / 年間重点課題
02|私は何を問い続ける作家なのか
これまでの複数シリーズをPentaGuideで横断して分析します。
作品ごとのThemeではなく、繰り返し現れるPersonal Reason、Theme、Motif、Ruleから、作家としてのCoreを抽出します。
成果物:Artist Core Statement
03|今年、どの打席に立つのか
公募、Competition、Portfolio Review、個展、企画展、Galleryへの提案などから、1年間に挑戦する外部機会を選びます。
実在する締切、相手、場所まで具体化し、年間計画に落とし込みます。
成果物:Annual Challenge Plan
04|自分は美術・社会のどこに立っているのか
自分の作品と先行作家、美術史、写真史、社会的文脈との関係を調べます。
「誰の肩に乗るのか」「何を継承し、何を更新するのか」を考え、自分のPositioningを言語化します。
成果物:Artist Positioning Map
05|複数シリーズを一人の作家として束ねる
完成済み・制作中のシリーズを並べ、それぞれの関係を整理します。
同じStyleに統一するのではなく、複数シリーズを通して共通する問いと、その変奏を見つけます。
成果物:Portfolio Architecture
06|作家を説明する言葉をつくる
Artist Statement、Biography、Series Statement、プロフィールを制作します。
公募、Review、Web、Galleryなど、相手と用途に応じて言葉の長さ・内容・焦点を変える力を身につけます。
成果物:Artist Text Kit
07|作品を外部評価できる形にする
Portfolio PDF、Website、印刷Portfolioなどを設計します。
Who are you?
What is your question?
What have you made?
Why does it matter?
が短時間で伝わる構造をつくります。
成果物:Artist Portfolio v1
08|外部Challengeを実行する
実際の公募、Competition、Portfolio Review、Galleryなどに作品を提示します。
要項、審査員、過去事例、相性、権利条件なども確認しながら、年間Challengeを実行します。
行動:外部Challenge / 応募・提示記録
09|自分で外部の場をつくる
個展や自主企画、企画展などを想定し、「見せてもらう側」から「自分で場をつくる側」へ進みます。
会場、企画書、予算、制作、広報、設営、在廊、撤収までをひとつのプロジェクトとして考えます。
成果物:Solo Exhibition / Project Plan
10|外部活動をPost-mortemする
採択・不採択だけで判断しません。
どこま で届いたのか。何が伝わらなかったのか。
作品、Portfolio、言葉、提示方法、相手との相性などに分解し、Challengeの結果を次の行動へ変換します。
成果物:Challenge Post-mortem / KPT
11|作品によって何が動いたのか
成果を受賞や販売だけでは測りません。
鑑賞者が調べる、話す、共有する、再訪する、購入する、制作を始める、作家へ連絡する。
こうした変化をImpactとして捉え、観測する方法を考えます。
成果物:Impact Map / KPI
12|次の一年を自分で設計する
1年間のCapability / Creation / Experience / Impactを総括します。
Keep / Problem / Tryを整理し、次年度の制作、外部Challenge、必要な能力獲得を自分で決めます。
成果物:Next Year Artist Plan
このクラスで目指すこと
1年間を終えたときに、自分が何を問い続ける作家なのかを説明できる。
複数の作品を、一人の作家の活動として提示できる。
作品を外部へ届けるためのPortfolioと言葉を持っている。
自分で外部機会を探し、選び、行動できる。
結果を振り返り、次の行動を自分で決められる。その状態を目指します。
こんな方へ
・完成した作品シリーズが複数ある
・Abox展などで展示経験がある
・作品制作だけでなく、外部での作家活動へ進みたい
・公募、Portfolio Review、個展、外部展示などに挑戦したい
・自分のPortfolioやStatementを整えたい
・作家活動を自分で継続して動かせるようになりたい
受講前に面談を行い、現在の作品と今後の活動目標を確認します。
PentaGuide
Aboxでは、作品制作を5つ の要素と5つのSTEPで考えます。

Personal Reason : 作品をつくる直接の動機だけではありません。
※その問いが生まれた背景にある、生い立ち、環境、経験、価値観、違和感や葛藤まで含めて考えます。
Theme :自分が無視できない問
Motif :Themeを運んでくれる箱
Rule :展示のStyleを規定する縛り
Style :鑑賞が感じる鑑賞体験
作品制作は、循環する。
構想 → 試作 → 統合 → 展示 → 評価
このサイクルを繰り返すことで、作品のCoreをより明確にし、RuleとStyleの関係を強くしていきます。
開催概要
CREATE / 作品制作クラス
期間
2026年11月〜2027年10月
回数
全12回
時間
13:00–16:00
※内容によって延長あり
開催日
2026年11月21日(土)
2026年12月19日(土)
2027年1月23日(土)
2027年2月27日(土)
2027年3月27日(土)
2027年4月24日(土)
2027年5月22日(土)
2027年6月26日(土)
2027年7月24日(土)
2027年8月21日(土)
2027年9月25日(土)
2027年10月23日(土)
会場
受講料
102,000円
定員
8名
ARTIST / 作家養成クラス
期間
2026年11月〜2027年10月
回数
全12回
時間
10:00–12:00
開催日
2026年11月22日(日)
2026年12月27日(日)
2027年1月24日(日)
2027年2月28日(日)
2027年3月28日(日)
2027年4月25日(日)
2027年5月23日(日)
2027年6月27日(日)
2027年7月25日(日)
2027年8月22日(日)
2027年9月26日(日)
2027年10月24日(日)
会場
受講料
102,000円
定員
5名
受講条件
事前面談あり
自分はいま、何に取り組むのか。
ひとつの作品シリーズを完成させたい方は、作品制作クラスへ。
作品を持ってAboxの外へ活動を広げたい方は、作家養成クラスへ。
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