一度作ったレジュメを何年も繰り返すことはAboxはしない。
毎年毎年「今何を伝えるべきか」ゼロベースで考える。
どのクラスにいっても同じ講義というような工業製品のような講座もない。
実に効率が悪い。
しかし僕らは株主から責任を追及されることはない。
この手作りで非効率な教室が一番いいとおもっている。
次期のクラスは以下のようなコースを用意しました。
カメラで写真をそれなりにとれるようになったが、作品というような大それたものは自分なんかには無理、そう思っている人。同じような被写体ばかりで撮る経験は積んで上手くとれるようになってきたが何か物足りない人。
そんな人たちに向けて考えて作ったメニューだ。
"撮るのが好き"から、"表現する喜び"を味わう一歩目をお手伝いしたい。
表現者としての道を見つければ、写真は一生の友となる。
「組写真のトーンを揃える」
「作品のレベルを上げるのに必要な要素」
「テーマの探し方・広げ方」
「写真家の系譜」
「縛りがあるから自由がある」
「写真がアート化する理由」
「画力向上!基本ができなければ作品は薄っぺらくなる」
「額装について」
「紙とクオリティの話 」
「日常をこう切り取ると面白い」
「写真展には何が必要か」(心構えからお金の話まで)
「ステートメントについて」(シリーズのステートメント)
作品のシリーズが一組できるようになったら展示だ!
カメラ操作とは全く異なる"もの作り"
展示空間を構想するために必要なスキルを座学と実践を通して経験してみましょう。
展示会というイベントの計画に合わせて自分の作品をモノとして空間に実装する。
みんなでやるから、助け合って、始めてでも到達できる高い展示品質が作れる。
実際に手を動かし、頭を使って考えて、展示会というステージたって、
新しい景色を観にいきましょう。
「キックオフAbox展」
「展示が終わった時の感情を考える」
「シリーズを創りあげよう」
「 ステートメント」
「全部自分だけではできないから発注スキル」
「壁だけにならないための空間構想のためのツール」
「額装力は額に入れて壁に掛けるだけじゃない」
「作品講評」
「時間を割いて来てくれた人を最高にもてなす」
「作品講評」
「作品講評」
「展示が終わった時の感情を振り返る」
ここまでくれば、もう個展もやれる。
一人の作家として成長のロードマップを手に入れて歩んでいこう。
貴方が自分のコアの個性(パーソナルリーズン)をみつけ、一人の作家としてブランディングできるように自分だけの成長ロードマップつくりをお手伝いします。
このクラスにいる同級生からビシビシ刺激をうけて、自分の常識を拡張しましょう。
高崎写真事務所のアトリエで開催されるこのクラスは、貴重な写真集ライブラリやすぐに実験ができるスタジオ。光のきれいな階段や屋上での撮影。松龍がハンドドリップで入れる焙煎したての珈琲など最上級クラスらしいスペシャルな環境です。
この一年をどうチャレンジする?
感情表現を色と形で表現する
作品講評
対話型アート鑑賞会
作品講評
世界をロゴスとして考えることと写真との関係
作品講評
好きなことをやれ。徹底的に。
作品講評
いつでも準備をしておくために
作品講評
ポストモーテム
そして、いつも思うことがある。
教室に来てくださる方々でカメラ歴もそれなりにあるのに、"画力が足りない。"と
カメラが便利になったせいなのだろうか、
基礎力がずぼっと抜けている箇所がある。
そこで立ち上げたのがこのコース。
座学でなく、実技も行い。頭と体のトレーニングをしてほしい。
この先表現者としてステージを揚がってゆくときに必要なスキルを是非身につけてもらいたい。
「なぜ、思ったように撮れないのだろうか」
「写真を決める3要素、絞り、シャッタースピード、ISOの関係を理解しよう」
「明るさをコントロールすること はどんな意味があるだろう」
「写真をとるのにカメラ以外に必 要なものはなんだろうか」
「レンズはなぜあんなに種類があるのか、焦点距離ってなんだろう」
「Bokeh(ぼけ)について考えてみよう」
「シャッタースピードは時間を閉じ込める」
「世界のどこを写真として写せば いいのか?MindMapで広げる宿題のアイディア」
「光がなければ写真は 写せない。光と影の選び方」
「注目しているモノとしていないモノが混在するフォーカスの魅力」
「色は見る人のこころを動かす」
「作品を発表して人に見せると何 が起きるか」
と・・・
奇抜なアイディアや時流にのった表現で賞味期限が短い作品にならず、
鑑賞者を釘付けにして、心に種をまく作品が作れるようになるための、
圧倒的な画力を獲得するためのStill Lifeの入り口として、
を用意しています。
「あなたなら卵をどう撮りますか?」
「闇夜の烏(黒い物)をどう伝えるか。」
「誰にでも撮れるテーブルフォト」
「複写こそがスティルライフの基本。」
「オノマトペと質感表現について」
最後に
かつて、いくつもの教室(両手で足りないくらいの数)を渡り歩いた経験と教育系ベンチャー企業にいた経歴から思うに、学びの場を選ぶときに考慮する要素は以下だとおもう。
日程
場所
費用
講師
そして同級生
ネットで事前に情報を得られるようになっているが、是非とも体験会に来てください。
なぜなら、どんな人が通っているのかは、来ないと分からないからです。
同級生や先輩になるだろう人々を直接見て、この人たちと学ぶのかと実感してから申し込みをしてもらいたいです。
僕たちの効率が悪くても受講生が表現者として歩んでいるてるための現場を見に来てください。
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