top of page

Abox Photo Academy 講座体系図

3つの専門コースと1つのワークショップ

商業カメラマン養成

Commercial photo Course

 Still life 専科

 Still life Course

写真家

短期集中・体験

Abox Photo Academyのレギュラー講座一覧

■写真講座 コース体系

商品撮影を仕事として請け負う方のための技術を習得します。

コース詳細はここのボタンをクリック

写真作家として静物撮影するためのライティング技術を養い、自己表現の基盤を作ります。

コース詳細はここのボタンをクリック

自分らしい写真作品発表を目指します。

コース詳細はここのボタンをクリック

【​特徴】

 飛び級・途中入校可

  いつでも入校可能

  学びたいと思ったときが、学びの効果が高いときです。

コースのStep upクラス → Advancedクラスと進級する構成としていますが、Step upクラス、Advancedクラスからの受講も可能です。クラスの選択はぜひご相談ください。

 単発Workshopの割引受講可

​ 専門コースの受講生に限り、自分に不足している各Workshopを割引で受講して必要な知識・技術を補強できます。

 展示会に参加して作品を発表

​  毎年実施されるAbox展に参加して、これまで学んだことを発表する展示会に参加できます。

あなたに最適な講座を見つけよう

 このロードマップは、あなたの写真家としての成長段階と目標に最適な講座を見つけるためのガイドです。

Abox Photo Academyは2025年度より、講座体系を大きく再編成します。その核心にあるのは、時代の変化に対する私たちの答えです。現代において、撮影の基礎技術はインターネットで誰もが学べるようになり、その価値は普遍的なもの(コモディティ化)となりました。

 このような状況を踏まえ、これからのアカデミーが提供すべき真の価値は、単なる技術指導ではなく、「作品制作を通した自己表現」の支援であり、その先にある「写真作家養成」であると私たちは考えます。この『写真家としての自己表現』を追求する理念こそが、2025年度の全講座を貫く指導の核心であり、あなたの創作活動を新たな次元へと引き上げるための約束です。

​​

​​​​

 それでは、新しい講座体系の全体像を見ていきましょう。各コースがどのように連携し、あなたの写真家としてのキャリアをサポートするのかをご紹介します。

 

1. Abox Photo Academy 講座体系の全体像

Abox Photo Academyが提供する主要な学習カテゴリーは、以下の3つ+1つのワークショップです。

 

Commercial Photo:商業カメラマンを目指すコース

Art Course: 作品制作を通して自己表現を追求し、写真家として活動していくための核となるコースです。

Stilllife Course: スタジオにおける静物撮影の高度な技術と表現力を徹底的に習得するための専門コースです。

Workshop: 特定のスキルを補強したり、Abox Photo Academyの学びを気軽に体験したりするための短期集中講座です。

では、アカデミーの核となる「Art Course」から、その詳細なステップを見ていきましょう。

2. 【Art Course】自己表現を追求し、写真家として羽ばたくための道

このコースは、作品制作を通じて自己表現をするための「写真作家養成」を中心とした、Abox Photo Academyのメインコースです。Step-up, Advanced, Advanced plusの3つのクラスが用意されており、あなたの成長段階に合わせて一貫した学びを提供します。

■■​​Step-up Class: 「シリーズ制作」から「展示会」までを完全走破する■■

対象者: これから自身の作品世界を構築し、初めてシリーズ制作や展示に挑戦したいと考えている方。

到達目標: 一貫したテーマを持つ作品シリーズを制作し、展示できるレベルに到達すること。

学習プロセス: 作品制作の全工程を3つのフェーズで体系的に学びます。

 1. 【フェーズ1: 構想と計画
作品の核を固める: あなた自身の内なる動機(パーソナルリーズン)の探求から始め、コンセプト構想、表現手法の決定、ステートメント作成まで、制作の揺るぎない土台を築きます。

 2. 【フェーズ2: 制作と洗練
シリーズを形にする: 一枚のコアカットからシリーズへと展開し、用紙選びやプリントで作品の世界観(トーン)を確立する、実践的なプロセスをループさせます。撮影とセレクトを繰り返しながら、作品のクオリティを最大限に高めます。

3. 【フェーズ3: 発表と評価
作品を社会に問い、次へ繋げる: 展示で何を得たいのかを言語化(KPI設定)し、来場者の記憶に残るプレゼンテーション、そして次作に繋げるためのポストモーテム(振り返り)までを網羅します。作品を発表し、社会からのフィードバックを得ることで、写真家としての成長を加速させます。

■■Advanced Class:写真写真家のオリジナリティ」を深く追求する■■

対象者: 自身の作品制作プロセスは確立しているが、さらにオリジナリティを追求し、持続的に作品を展開できる写真家になりたい方。

到達目標: テーマ、モチーフ、自分らしさの関係性を深く理解し、繰り返し探求できるオリジナリティの源泉を見つけること。

学習プロセス: 作品を複数展開できる写真家になるための思考法と行動を3部構成で学びます。

第1部:高度な概念化とシリーズ構築

        ▪ PDCAの3要素(テーマ、モチーフ、パーソナルリーズン)の関係と作品の構造を解明します。

        ▪ 自身の成長過程で影響を受けた「ジャポニズム」を可視化し、表現のルーツを探ります。

        ▪ 「脱幕の内弁当」の実践: 様々な要素を羅列するのではなく、あなただけの表現の核を見つけ、オリジナリティの発火点を探求します。

第2部:表現技法とシリーズ制作

        ▪ 制作のきっかけとなるトリガーを特定し、あなた独自の表現ルールを確立します。

        ▪ モチーフの抽象化・多層化によって表現を深化させ、独自の世界観(トーン)を発見します。

        ▪ 写真を「絵の具」のように扱い、作品を再構築する高度な手法を学びます。

第3部:ブランディングと打席

        ▪ グループ展、個展、公募展など、写真家としてどの舞台(打席)に立ち、作品を世に問うていくのか、その戦略を学びます。

        ▪ SNSやWebメディアを組み合わせたメディアミックス戦略を構築します。

■■Advanced+ Class: 世界に影響を与える現代アーティストへ■■

対象者: Advanced Classの内容を体得し、松龍氏のメソッドの実践者として、世界を舞台に活躍する現代アーティストを目指す方。

受講条件: ※受講希望者は Portfolio Book の提示による松龍 Review を受講して通過者のみが可能

到達目標: 海外写真作家の手法なども参考にしながら自己をマッピングし、松龍氏のエバンジェリストとして世界に影響を与える作品を発表すること。

学習内容: 本クラスでは、Advanced Classで学んだ3つの柱を、世界レベルの実践へと昇華させます。

    ◦ 高度な概念化とシリーズ構築

    ◦ 表現技法とシリーズ制作

    ◦ 打席の設定と Challenge&Review

​Art Courseが『なぜ撮るのか』という内面的な探求を深めるのに対し、Stilllife Courseでは『いかに撮るのか』という技術的な卓越性を徹底的に磨き上げます。

3. 【Stilllife Course】スタジオ撮影の技術を極め、作品を創造する

このコースは、スタジオでの静物撮影に特化し、プロフェッショナルな技術を段階的に習得することを目指します。Step-upとAdvancedの2段階で構成されています。

3-1. Step-up: スタジオ撮影の基本要素をマスターする

目的: 講義と実習を通じて、スタジオでStilllife(静物)を撮影するための基本的なライティングや撮影技術を獲得すること。

学習内容: 全12回の講義と実習を通し、多様な被写体を通して光をコントロールする技術を体系的に学びます。講義では以下のようなテーマを扱います。

    ◦ ガラスなど透明な被写体のライティング

    ◦ アクセサリーや時計のメタリック表現

    ◦ 作例に合わせたライティングトレーニング

    ◦ 意図した構図を作るためのカメラアングルトレーニング

3-2. Advanced: オリジナル作品を制作し、ポートフォリオを完成させる

目的: Step-upで学んだ技術を応用し、個別指導のもとで自身のオリジナル作品を撮影し、Portfolio Bookを作成すること。

これらのレギュラーコースで学びを深める中で、特定のスキルを補強したり、Aboxの雰囲気を体験してみたい方のために、多彩なワークショップをご用意しています。

4. 【Workshop】足りない知識を補い、Aboxを体験する

ワークショップは、レギュラーコースの受講生が足りない知識を補ったり、これから入学を検討している方がAbox Photo Academyの授業を体験したりするための講座です。

• 技術的基礎の強化 (高崎担当)

    露出の三要素、フォーカスとボケ、光と構図の基礎など、写真表現の土台となる技術を実践的に学びます。

• 構想を言語化する訓練 (松龍担当)

    Mindmapや対話型アート鑑賞法を用い、自身の感覚を鋭い言語へと紡ぎ出す訓練を行います。

• 制作ワークフローの確立 (松龍担当)

    リサーチからステートメント作成、データ管理、レタッチ、プリントに至るまで、効率的で再現性の高い制作プロセスを学びます。

• 作家のためのキュレーション基礎 (松龍担当)

    展示における観客体験の設計から目標設定、具体的な計画書の作成まで、個展を成功に導く戦略を学びます。

また、授業外で個別に相談したい場合は「サポート・コンサルタント」制度を利用することも可能です。

• プロフェッショナルスタートアップコース (高崎担当)

 商業カメラマンとして必要な事務所開設・営業活動・請求書発行に始まる経理処理などビジネスワークフローを伝授します。

ここまで各コースの詳細を見てきましたが、最後に、あなた自身がどのコースから始めるべきかを見極めるためのガイドをご紹介します。

5. あなたに最適なコースは?目的別選択ガイド

以下のテーブルを参考に、ご自身の目的や現在の状況に最も近いものから、最初のステップを見つけてください。

 

01.

Aboxの授業を一度体験してみたい、または特定のスキルを補強したい

体験会やWorkshopに参加し、興味のある分野をピンポイントで学ぶことをお勧めします。

02.

スタジオでの静物撮影の技術を基礎から学びたい

Stilllife Course - Step-up Classで、プロの現場で通用するライティングや撮影技術の基礎を固めましょう。

03.

初めて自分の写真で「シリーズ作品」を創り、展示までしてみたい

Art Course - Step-up classで、コンセプトの立て方から展示の実現まで、作品制作の全工程を体系的に学びましょう。

04.

自分の作風はあるが、より独自性を深め、写真家として活動し続けたい

Art Course - Advanced Classで、オリジナリティの源泉を探求し、持続可能な制作活動の基盤を築きましょう。

05.

自分の作品で世界に挑戦したいという強い意志とポートフォリオがある

Art Course - Advanced plus Classの受講資格を得るため、まずは松龍氏のポートフォリオレビューに挑戦してください。

どのコースから始めるべきか、もしあなたが一人で迷っている

ぜひ『サポート・コンサルタント(個別相談)』の扉を叩いてください。あなたの目標と情熱に耳を傾け、最適な学びの道筋を一緒に描き出すことをお約束します。

bottom of page