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ABOX PEOPLE VOL.5 「アートフォト講座 受講生 梅原 誠さん スペシャルインタビュー」

interview Vo1.5

アートフォト講座受講生 梅原 誠さん インタビュー

聞き手:Abox Photo Academy塾長 高崎勉(アートフォトコース担当)




今回の「Abox People」はアートフォト講座受講生の梅原誠さんです。先だって招待作家として出展した「Abox Photo Cubとやま2018展」を終え、新たな目標に向かう現在の心境、そして写真以外に生活の一部になっている旅とコーヒーのお話を伺いました。


【写真を始めたきっかけ。】

高崎:今日はよろしくお願いします。まずは「Abox Photo Clubとやま2018展」への招待作家としてのご出展ありがとうございました。


梅原:こちらこそ、ありがとうございました。


高崎:その話は後半にとっておくとして、まず、これは皆さんに伺っていることなんですが、写真を始めたきっかけはなんですか?


梅原:元々、コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)を持ってて、旅行の時には撮ってたんです。で、2013年に前の会社から現職に転職するタイミングで長期の休みができたので、初めて一人旅 での海外旅行に行くことになったんです。いろいろ旅雑誌や、広告写真で綺麗な写真は見てるけど、せっかく行くんだから「自分でもそういう綺麗な写真が撮りたい」と思ってミラーレスを買ったんです。


高崎:一眼レフではなくミラーレスを選択したのは、旅行で荷物にならないようにっていうことですよね。


梅原:そうですね。価格のこともありましたけど各メーカーからミラーレス機が出始めた時期だったのでとても魅力的に感じました。


高崎:操作性も大事だけど、荷物として負担になっちゃうと旅が楽しめないからね。でも、それまでは「写真」をあまり「作品」として意識はしてなかったんですね。


梅原:そうですね。旅先で記念写真的には撮っていたんですけど。


高崎:失礼ですが今、お幾つでしたっけ?


梅原:41歳です。


高崎:じゃあ、30代半ばのお話ですよね。梅原さんと僕とは10歳しか(笑)違わないってことは、そんなに感覚のズレはないと思うんだけど、高校生の時とか男の子ってバイクとかギターとかスポーツに興味が行くでしょう。その中にカメラもあったと思うんだけど、その頃に写真は興味なかったの?


梅原:なかったですね。ずっと無趣味だったんですよ。


高崎:意外ですね。部活は?


梅原:バスケットをやってましたけど2年間だけですね。高校卒業してからの趣味は、強いて言えば、、、「馬」ですかね。


高崎:競馬ですか?


梅原:賭ける方もやりましたけど、馬そのものが好きでしたね。


高崎:馬って、美しいですよね。たまに電車の中で競馬の雑誌を開いている人がいて嫌でも目に入っちゃうんだけど、サラブレッドを真横から図鑑的に撮った写真がズラリと掲載されている。あれを見て筋肉のつき方とか研究するんですもんね。何事もそうなんだけど奥が深いというか、マニアにはたまらないんだろうなって思いますよ。それにヨーロッパでは貴族の嗜みであり、競馬場は社交場ですよね。


梅原:そうですね。あまり日本ではそういうイメージないですけど。


高崎:ジャック=アンリ・ラルティーグの作品にも競馬場に集う貴婦人の作品があるのが印象的です。


梅原:まだ写真を始める前ですけど、大学時代は友人と馬を見に北海道に行ってましたね。


高崎:その時に馬の写真を撮ろうとは思わなかったんだ。


梅原:そうですね。その時は、、、。一応フィルムカメラの「写ルンです」とかで撮ってはいましたけど、記念写真の延長でしたね。近くに寄れた時は馬のアップが撮れましたけど作品と呼ぶには程遠いものでした。


高崎:なるほど。


梅原:社会人になって海外旅行に行くようになってからも、いろんな国の競馬場を訪れて馬を見に行きましたね。パリ、ロンドン、、、香港にも行きました。


高崎:それはもう立派な趣味ですね。僕が梅原さんに対して抱いているイメージは「旅好きな人」なんだけど、初めは目的があっての旅行だったんですね。


梅原:そうです。そして旅そのものが好きになっていったんですけど、写真が思うように撮れない。自分が感動したものと、撮った写真との間にすごくズレを感じたんです。雑誌だとこんなに綺麗なのに、自分の写真は全然違うって。


高崎:うんうん。


梅原:そこで写真を習おうって思ったんです。


高崎:まあ、その頃はまだAbox Photo Academyどころか、前身のTakasaki Seminarすら開講してなかったわけですから、当然他の写真教室の通われたということになりますが、「写真を習う」って、いかがでしたか?


梅原:基礎が学べてよかったんですが、そこで仲間に出会えたのが本当に良かったですね。


高崎:それは、素敵ですね。


梅原:そのあとも幾つかの講座に通いましたが、写真教室で出会った仲間たちとは今でも一緒に旅行に行ったり、グループ展を開いたりしています。




高崎:梅原さんはAboxの一期生に当たるんですが、当校をお知りになったきっかけは?


梅原:ちょうど他の写真教室に通い終わって宙に浮いてた時期だったんですが、やはりAboxの事が写真仲間の間で話題になっていて。そしたらちょうど知り合いの松龍さんが講座を担当なさるということで興味が湧きました。


高崎:趣味って、一通り学ぶと、あとは自分で地道に積み上げていくとか、もしくは自分の生活の一部に取り入れてしまったあとは、別の興味に走りそうだけど、幾つかの写真講座に通っても、まだ学びたいと思ったんですね。




梅原:そうですね。一つ終わったら、次は人物撮影を学びたいとか、スタジオでのライティングを経験したいとか、足りないものを追いかけるようになりましたね。


高崎:やっぱり「思い通りに撮ることができない」っていうことが、学ぼうっていう深みにハマっていく理由なんですね。


梅原:その通りですね。まあ写真が面白かったし、それ以外に打ち込むものが見当たらなかったんでしょうね。だから社会人になってできた友達は、ほとんどが写真を通じてなんですよ。大人になってから会社以外の人とコミュニケーションをとることができるようになったのは、もうカメ