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ABOX PEOPLE VOL.4 「商品撮影講座 第1期受講生 小林直剛さん スペシャルインタビュー」

interview Vo1.4

商品撮影講座 第1期受講生 小林直剛さん インタビュー



今回のインタビューは商品撮影講座第1期生の小林直剛さんです。全24講座(1年間)のうち16回目の講座を終えたところでお話しを伺いました。

聞き手:Abox Photo Academy 事務局 成田洋紀


【Abox Photo Academyとの出会い】


成田:じゃ、まず、Aboxにいらした経緯をお話しいただけますか? どこでAboxの講座をお知りになったのか。どうして習いたいと思ったのか。


小林:まず商品写真を撮るきっかけですが、僕が会社を辞めて妻のジュエリーのお店を2人でやっていこうと1年半前くらいに決めまして、それでまずオンラインショップを中心に始めたのですが、これは結構写真が肝だなと気付いたんですね。まあ、それまでは我流でやってたんですけど、ちゃんとやらなきゃということで、どこか教えてもらえるところないかな?ということでスクールを探し始めたんです。 そして別のスクールの説明会を聞きに行った時にそちらで佐藤功さんをご紹介頂いたんです。


成田:うちのファッションポートレート講師の佐藤ですね。


小林:はい。で、佐藤さんに会いに行ったら、佐藤さんもポートレート中心に活動してるんだけど、「ちょうどこれから広告商品写真のプロフェッショナルと写真講座を開くんだよ。」っていうお話を伺いまして、それがAbox Photo Academyだったんです。


成田:なるほど。ジュエリーデザイナーの奥様がいらして、Aboxに通われる前から小林さんが奥様がデザインなさった商品を撮影なさってたということですがライティングはどうなさってたんですか?


小林:自宅のベランダで自然光で撮ってました。ストロボも持ってなかったので。


成田:で、いま商品撮影講座の第3クールが間もなく終わろうとして、残す第4クールを終えれば修了になるわけですが、これまで受講なさってきた感想はいかがですか。


小林:今もショップのためにジュエリーの撮影を結構やってるんですが、教えていただいたことをすぐに次の日から取り入れてます。まあ、機材を揃えるのはどうしても時間がかかっちゃうし、教わったことと同じことをやるっていうのは難しいんですが、例えば「部屋の中に撮影の台を置く」っていう最初に行う行為が、いろいろ先を考えた上で、ここにこの高さで設置するんだっていうことを教わると、いままで適当に、曖昧にやっていたことがちゃんと自分で理由をつけて考えられるようになりました。大きな収穫の一つですね。


成田:成果は出ているっていうことですか。


小林:そうですね。少人数で教えていただいているっていうこともあって質疑応答の時間にその日の授業内容以外のことでもアドバイスいただいてますし、それを持って帰って試して実践に活かしてますね。自分の仕事に直結したことも沢山教えていただけているっていう満足はあります。


成田:まあ、今は開校したばかりで生徒が少ないということもありますしね。(笑)


小林:はい、そうでしたね。(笑)


成田:僕の印象だと、一般的にスクールに通われている方たちって受講することで満足しちゃっている人って多いと思うんですよ。


小林:ええ、そうですね。


成田:でも、やっぱり商品撮影って実際にやってみないと身につかないんですよ。で、その上で「考える」っていうことを重要視しているんですよ。だから僕も講座の中で同席させてもらっている時に「考えて、考えて」ってアドバイスしちゃうんですけど、「考えて」いないと理由付けができなくて、撮影の現場で何かが起きた時に対処できないんですよね。


小林:はい。


成田:おそらく小林さんは受講後、ご自宅に戻られてすぐに実践されているので上達も早いと思うんです。そしてよく「考えて」講師の高崎が出した課題、質問にも良い答えを出してこられるので、もう今後が楽しみだと思うんですけど。もっとこんなことも学びたい!とかありますか?


小林:そうですね。教われば教わるほど、自分の出来なさがわかってくるんですね。元々できるとも思っていなかったけど、更にこの世界は奥が深いんだな、って面白くなってきたので。まあ、仕事としては今はジュエリーだけを撮ってますけどこういうのって実際にどうやって撮るんだろう?っていうのはもっと見てみたい気がしますね。


成田:例えば?


小林:ジュエリーに限った話ではないですけど、例えば人が商品を身に着けている状態の商品写真を撮るといったアパレルによくあるような。人の肌が入った時どうするのか。どういうライティングで撮れば良く見せられるのかな?というように、講座で教えていただいたことから派生させて色々知りたいことは増えているなと思いますね。


成田:実は、他の方からもそういった要望があるんですよ。身につけたアクセサリーや時計を撮りたいとか。それは今後ワークショップでやっていこうと計画していますから、よかったらご参加ください。


小林:そうなんですね。楽しみですね。




成田:小林さんは最初の頃はライティングのことは全くお解りになってなかったようですし、その頃にお仕事で撮られた写真を拝見した時、訳が判らず撮っていらしゃるというのが伝わってきたんですが(笑)でも、今では大分慣れてきたんじゃないですか?


小林:そうですね。機材の取り扱い一つとってもちゃんと教えていただいてますし、自宅にも少しずつですが機材を増やしているので触れる時間が多くなってきたのでようやく慣れてきたっていう気がしています。最初の頃はサッパリわからなかったんですが。


成田:最初、おどおどしてましたよね。(笑)


小林:受講生にプロの方もいらっしゃったんで、ついていけるかな…、ヤバイなって思ってましたから。(笑)


成田:でも、商品や機材の扱いはかなり手際が良くなっていらっしゃいますよ。


小林:そうですか、ありがとうございます。


成田:あと、講師の高崎からも毎回「なんでだと思う?」っていう質問を問われてるんだけど、その答えや「これやってみて」って言われた事への対応が小林さんは鋭くなってきてますよ。それって「考えて」作業しているっていうことの表れなんでしょうね。その習慣が身につかない人っていうのはアイデアも出ないし作業効率が上がらないんですよ。なんとなく撮れちゃった…では結果として上達しないんですよね。


小林:毎回、鍛えられてますからねえ。(笑)


成田:よく高崎とも話をするんですけど、2回目の授業だったかな、最初の実演講座となる「白い商品を白い背景で撮る」という回、あの回に商品撮影のことがほとんど集約されているんですよね。


小林:なるほど。


成田:それを形だけじゃなく、理論的にも体得してしまえば何にでも応用が効く。


小林:それは高崎さんも時々仰いますよね。


成田:例えば今日のテーマだった「俯瞰(真上から見下ろして)の撮影」についても、いつも基本としているセットの見方を変えてどのようにセッティングするのか?というだけで、考え方は同じなんですよね。


小林:はい、今日の授業の終わり頃には気付きました。


成田:でも、考える癖が身に付いていないと俯瞰という条件になった時点で、「もうわからない。ライティングもどうやるの?」ってお手上げになっちゃう人が多いんですよ。

小林:そもそも、今日の授業の最初に「俯瞰で撮らなきゃならない商品や条件ってどんなとき?」って話から始まりましたからね。


成田:商品のエッジを立てるにしても、俯瞰撮影で床に設置したものに対してどうすればいいのかなってわからなくなってしまう人が多いと思うんです。そういったことにも小林さんはちゃんと理解して受講してくださってるから成長が早いんでしょうね。もう商品撮影業界の期待の星です。(笑)