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  • Abox Photo Academy

Abox People Vol.8 「アートフォト講座」受講生 松下律子さん インタビュー

更新日:3月29日

松下 律子さん

アートフォト講座アドバンストコース Plus受講生の松下律子さんが「写真新世紀2019年度(第42回公募)に佳作入賞いたしました。東京都写真美術館(恵比寿)での受賞作品展を目前に控えていらしゃる松下律子さんにお話を伺いました。松下律子さんは当校の講師 松龍先生の奥様でいらっしゃいます。松龍先生にも加わっていただき、作品作りに至る経緯、ご夫婦でそれぞれに写真作家として歩む生き方について掘り下げていきます。


                   聞き手 Abox Photo Academy 塾長 高崎 勉



【 いつか宇宙に還る 】


高崎:律子さんには、以前からインタビューしたかったんですけど、写真新世紀入選のこのタイミングでは、「おめでとうございます」っていうところからしか始まらないですよね。(笑)本当におめでとうございます!


律子:ありがとうございます!


高崎:どうですか、今の心境は?


律子:何より嬉しかったですね。もちろん驚いたんですが。


高崎:前の授業の時にね、その日は会った時から「なんかソワソワしてるな。」とは思ってたんだけど、講座が終わってから「実は受賞の連絡が来ました。」って報告を受けたんですよね。その時、律子さんに「あ、そう。あまり驚かないけど、おめでとう、。」って言ったの覚えてます。


律子:そうでしたね。(笑)


高崎:当然だよな。と思っていたのもあるし、その反面「コンテストは水ものだし、、」とも思ってたから。Aboxのアドバンストコースのクオリティなら充分にその可能性はありますからね。そもそも応募する時って手応えがあるから出すわけじゃないですか?(笑)公募展は元々視野にあって事前に調べられていたのですか?


律子:公募展で、私の作品を選んでくれるとしたら写真新世紀しかないだろうな。っていうことは暫く前から思っていました。


高崎:ちゃんと調べていらっしゃったんですね。


律子:それほどでもないですけど、写真をやっていると情報が耳に入って来ますよね。すると、どの賞がどんな写真を選んでるか。って分かってくるじゃないですか。

過去の受賞作品を見ていると、自分の撮ってる写真がどっちの方に向いてるかみたいな感じのことは何となく見えてきます。「ここは私の写真なんて目もくれないだろう」というところもあったり、興味を持って見てくれるんじゃないかと思うところがあったり、出したくても年齢的に受け付けてもらえないものもありますし、、。なんとなく自分で考えて、ある程度の作品が出来上がったら、たぶんここだ。といふうに思っていたのが写真新世紀でしたね。


高崎:律子さんに関しては、この受賞作「いつか宇宙に還る」の制作前から、Aboxでの提出作品のテーマの目の付け所が面白くって、一度頭の中を覗いてみたいって思ってたんですよ。


律子:そうなんですか?


高崎:そう。で、特に今回の受賞作品「いつか宇宙に還る」は内容がちょっと特殊なこともあったけど、とても深みがあるし、使った砂の取材のために山口まで行ったと伺った辺りから、面白いなと思ってたから。まずはそこから掘り下げさせてください。