いつ始めてもいいし、何時やめてもいい。
どのくらい時間やお金などリソースを投入するのかも自分で決められる。
そして、趣味を通して、人とであい、その趣味関わりによって、その人の深い人間性に触れることができる。刺激をうけ、切磋琢磨したり、励まし合ったり、助け合ったりする。趣味の分野にもよるのだろうが、多くはヒエラルキーがなく、社会的なポジション・能力・名声・収入・性別・年齢・国籍などは関係なくフラットな関係であることが多い。
誰でも最初は初心者で「できない」ことや「知らない」ことが沢山ある。経験を積むにしたがい成長し、技術的に習得したり、造詣が深くなってくる。
※上記の写真はちょうど10年前に松龍が作家活動を始めて作品展を実施した時の写真です。
10年単位で続ければ、仲間や自分に様々なことが起きる。
結婚、転職、転勤、転居、出産、死別、起業、昇進、退職、病気、災害
荒波は誰にでもくるが、趣味を手放したり、やめてしまうと、人間関係を含めて急速に希薄になってゆく、打席に立たないと興味を失ってしまう。
一方で、一度離れてしまっても、戻ることもできる。のめり込むことも、少し距離を置くことも、よりを戻すことも、自分で決められる。そして、いくつから始めてもいい。
アート作品を創るという趣味は、実にいい。人生のイベントがそのままネタになり、決して疎遠になることはない。年齢を重ねれば重ねるほどに、人生の経験が積まれ、作品が多様で、深いものになる。たとえば、相続というテーマでは作品作りをするには、それなりの人生が必要になると思う。Abox Phot Academyには、人生経験豊富な受講生が多くて、にじみ出る物語がすばらしい。いつも感銘をうける。
趣味は仕事として対価を得ていないので、非常識が通用する。
DS(どうかしている)なヤツがいられるのだ。採算や効率などという概念は無視しても誰からも咎められることはない。伊藤若冲を思い出す。
他人に阿ることなく好きなことをとことんやり抜く、実によき生き方ではないか。
Abox Photo Academy では新学期の講座募集始めました。
Comments