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アレック・ソス展示会の楽しみ方

アレック・ソス 神奈川県立近代美術館(葉山館※)

                      ※鎌倉にもあるので間違えないように


 

ウォルト・ホイットマンの詩集「草の葉」の中にある

Starting from Paumanokから想起したアメリカのイメージ自身で広げ、それを構成する要素をリストアップしロードトリップをしながら、それを集めるようにして紡がれる写真の詩集だ。



一枚一枚は、それだけでもいつまでも観ていられるほどに、とても美しいプリントで構成されている。はっきりと被写体が写っているが、人物や風景といった写っている被写体からもたらす視覚情報以上の行間あふれるものがあり、そして、さらに各シリーズとシリーズが緩やかなつながりで展開されてゆく、それはアメリカという国をなす土地が浮かび上がってくることになり、大きなプリントの間を観覧していると土地に対峙している感覚になる。



※事前に構想を固めリストアップされている撮影候補がステアリングにメモられている



この展示は詩集の中に居るような感覚が味わえるかがポイントです。

詩集なので本としてめくって行くような感覚で展示されているプリントを見て回り、たまにページをもどったり、開いたままで放置したりするのを手だけでなく、身体を使って体感することが、楽しむ秘訣だと思います。



詩集の和訳はKindleにて配信されているのでさっと目を通してから観覧ししてもいいかもしれない。「パウマノクの出発して」という箇所です。

観てから読むか、読んでから観るか。


美術館のページへ

http://www.moma.pref.kanagawa.jp/exhibition/2022-alec-soth


※その2

この美術館のロケーションは日本で有名な葉山ビーチの傍にあります。とても景色がよいです(御用邸もあるくらい)。つまり、夏の天気が良い休日はとても混雑します。10月10日までやっています。

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