• t.takasaki

先日、写真展のプロモーションでラジオ番組の打ち合わせをしていた時のこと。

「撮影で一番難しいものって何ですか?」と尋ねられた。


「白い背景で白いものを表現することですね。」

パーソナリティの方はその返答の内容よりも、僕が即答したことに驚いていた。


「そこが一番面白いんですけどね。」と僕が付け加えると「いろんな方にインタビューしてますけど、活躍していらっしゃる多くの方が『困難なことこそ面白い。』って言われます。」とお話くださった。





前のブログで「いまだに発見がある。」って書いたけど、同じことのルーティンだったら僕もこんなに長くこの仕事を続けていないんだろうな。って思った。


スティルライフカメラマンとしてやっていく自信がついたきっかけは、当時新発売の化粧品の全ラインナップの撮影を任された時のこと。

艶のある白い商品で丸みがあって、、、初めて手にした時は「やばい仕事受けちゃったな。」と思った。でも、それを乗り切った時に大きな自信に変わった。



だけど、、、このブログを読んでいらっしゃる殆どの方が、そうした経験をなさって社会を渡り歩いているのではないでしょうか。

先のパーソナリティが仰ってたように、きっとどんな仕事も大差ないはず。

営業職も、開発の研究者も、お医者様も、ラーメン屋さんも、、最初は誰だって不安だらけ。正しい答えなんて、どこにも用意されていないでしょう。


でも我流を通すと限界がある。だから謙虚にいろんな方の意見を聞いたり、調べたりする。


自分が広告写真を始めた頃は、師匠や先輩にいろんな意見が聞けた。(厳しかったけど。)

でも、今は修行しなくてもプロカメラマンや写真家(アーティスト)になれる時代。

羨ましさもあるけど、大変だろうな。って思う。

ネット上には表層だけをなぞったノウハウは溢れているけど、核心については触れられないものばかり。


Abox Photo Academyでは今まで商品撮影(静物)に関するワークショップは、プロや仕事で撮っている方に向けて開講してきましたが「作品表現としてライティングを学びたい。」という、アーティストや写真愛好家のために、少し垣根を低くした講座を設けることにしました。


「この機材を使ったら、こんなカッコいい写真が撮れます。」というような話はしません。


僕が大切にしていることは、ライティングの基礎をお伝えすることによって「あなたがどんな光で被写体を照らしたいのか」を気づいていただくこと。

そして「機材が揃っていない中で、どんな工夫をすれば自己表現に辿り着くのか。」それを一緒に探っていくこと。


またライティングだけではなく、静物写真を通じて様々なアプローチから表現のお話をしようと思います。


https://www.a-box.jp/stilllife


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