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Exhibition
2019



現役広告カメラマンと現役写真作家が伝授する
「写真表現者のための撮影基本所作」
講座概要
■開催の背景:作品の強度が弱い
「思ったようにシリーズとしてトーンが揃わない。」
「いいね。としかいってもらえないな。」
「イメージしているように撮影できないな。」
と行き詰まった感じになっていませんか。
私たちは教室で多くの作品講評をしています。
アイディアが自由でとても面白い反面、その作品を支えている技が脆弱で強度が弱くなっているもの感じる時があります。
作家は表現を支える基本技術が必要なのです。
■仮説:写真撮影をカメラに丸投げしていませんか
最近のデジタルカメラは本当によくできているので押せば失敗しない写真がとれます。
でも、自己表現をするためには、カメラが勝手に良い感じで撮ってくれる写真”だけ”では表現の幅が狭くなります。
「貴方のカメラが良い感じで撮ってくれる」理由を知ってください。
そして貴方のカメラが苦手なことも知ってください。カメラに貴方の作品を丸投げしないで自分でやれるように教えます。
画家・彫刻家はデッサンが、ピアニストは譜読み・指捌きが、シンガーは腹式呼吸がその表現を支えています。
写真表現をする作家は、撮影の基本動作に至る所作がそれだとAboxは考えます。
■対策
1)今評価されているアイディアに従って、きっちりと美しい写真は撮れるけど、オリジナリティがない
2)アイディアは面白いがあまりにも荒削りで作品として仕上がっていない
このどちらも解決できる手助けをすることが必要だと考えました。そして、このWorkshopは2)を解決するために開催します。
このworkshopは1回目から全部参加しなくていいですので、自分の克服したい内容の回にご参加ください。
※1)についてはレギュラークラスで各レベル毎の細かい講座を展開しています。

■内容案内
1)写真を撮る手段として、自分のカメラの基本構造を知り尽くす
撮影に必要な基本機能とメーカーが考える便利機能を区別できるようになろう。
万人向けに失敗しない撮影をするための機能がてんこ盛りになっていて何が本当に基本機能かわかりにくい。
しかも、マニュアル読んでも用語が理解しにくい。
ネット検索でヒットするライター都合の記事に左右されないで、自分のカメラをきちんと理解することに時間を取ります。
2)カメラに任せる前にMモードで撮る
必要な基本機能を区別したらカメラメーカーの機能に任せるまえに自分でできるようになっておく。
シャッターが切れる前にカメラが何をしているのか自分でやってみて理解することだけをやります。
そうすることで、便利機能の意味を理解できて設定を自分好みにできるようになります。
3)ズームリングは足の変わりでないことを知る
最初に手にするズームレンズの落とし穴に実践してレンズの本当の役割をしっておこう。
単に被写体を大きくしたいときにズームリングを回してはならないのかを理解しよう。
強い作品を生み出すために必要なレンズを選べるようになろう。
4)ピントを合わせる
最近のカメラで最も技術革新がAF機能。
カメラ本体の機能だけが取り上げますがピントはレンズが合わせています。
レンズの役割を理解した上でピントの仕組みについて体験することをしましょう。
そうすると、できないことを望んでいるのか、設定が分かっていないだけなのかが区別できます。
5)被写体の露出を読む、カメラに露出を任せる
Mにせよ絞り優先にせよ、被写体に当たっている光を見て露出を読めなければ強度のある作品は作れません。
階調の美しい写真を撮るために被写体のどこを見たらいいのかを体験し、それをカメラに伝えることをやってみましょう。
スケジュール・開催場所
【講師】 高崎 勉・松龍
【日程】 4/24(土) , 5/22(土) , 6/26(土) , 7/24(土) , 8/28(土)
全回 10:00~11:30
【受講料】各回3000円 (税込み)
【申込み方法】Abox Home Pageの申込みフォームより
【講座名】 「写真表現者のための撮影基本所作」
【場所】 横浜ビートルビル 2F
【お持ちいただくもの】 カメラ、取り扱い説明書
【定員】 8名程度

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